眼科のご紹介

診療科の特色(専門分野等)

眼科医師1名、視能訓練士2名、医療事務員2名で眼科外来を行わせて頂いております。当院では眼科一般診療を行っています。硝子体手術、緑内障濾過手術、眼瞼手術、涙道手術、斜視手術、角膜移植術など専門性の高い手術は実施しておりませんので、手術適応のある患者様は該当の専門科を有する他院へ紹介させて頂いております。

主な治療

白内障手術

年間300件程度実施しており、乱視矯正レンズや選定療養の範囲内で扱える多焦点眼内レンズも扱っております。(完全自由診療の眼内レンズは扱っておりません。)

角結膜手術

主に翼状片手術、結膜弛緩症手術、帯状角膜症手術を実施しています。(顆粒状角膜ジストロフィーや屈折矯正目的のレーザー治療は行っておりません。)

レーザー治療

網膜光凝固術、隅角光凝固術、後嚢切開術を実施しています。当院ではマイクロパルス閾値下レーザー治療を実施しています。難治性の黄斑浮腫や開放隅角緑内障に行うレーザー治療で、通常のレーザー治療と違ってレーザー痕が残らない治療法であるため、長期間経過後に出現する後遺症はないと考えられています。

抗VEGF薬治療

加齢黄斑変性症、網膜静脈閉塞症、糖尿病黄斑浮腫、近視性脈絡膜新生血管に対する抗VEGF薬の硝子体内注射は年間200件程度実施しています。

主な手術名

白内障手術、翼状片手術、結膜弛緩症手術、帯状角膜症手術、低侵襲緑内障手術(MIGS : micro invasive gulaucoma surgery)、網膜光凝固術、隅角光凝固術、後嚢切開術、霰粒腫摘出術など

主な特殊検査

光学式眼軸長測定

OA-2000という機器を導入しています。高精度に眼軸長を測定できるので白内障手術で移植する眼内レンズの度数を高精度に決めることができます。

角膜形状解析

OA-2000という機器に内蔵されています。角膜による不整乱視や高次収差など眼鏡などでは矯正できない角膜の眼光学的異常を検出できます。

蛍光眼底造影検査

フルオレセインという色素を静脈注射して眼底撮影を行い網膜血管の異常を検査します。(脈絡膜血管の検査は実施していません。)

OCT(Optical Coherene Tomography:光干渉断層計)

RS-330という機器を導入しています。スペクトラルドメイン方式により高速に網脈絡膜の3次元構造を撮影できるので、蛍光眼底造影検査のように色素を注射することなく黄斑疾患を正確に診断できます。また緑内障データベースが内蔵されており統計処理による緑内障判定ができます。(光干渉断層血管撮影や前眼部撮影はできません。)

施設認定を受けている学会名

日本眼科学会

外来診療

曜日 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜
34診 午前 小澤 小澤 小澤 小澤 小澤
午後   検査 手術 検査  

診療スタッフ

眼科部長
小澤 由明(おざわ よしあき)
【専門】
眼科
【資格】
日本眼科学会認定 眼科専門医
視覚障害者用補装具適合判定医