新しい頸椎(けいつい)の手術
3センチの小さな切開による頸椎手術
私たちは以下の頚椎の病気に対してこの手術を行っています。
- 頚椎椎間板ヘルニア
- 変形性頚椎症
- 頚部脊柱管狭窄症
- 頚椎後縦靭帯骨化症(頚椎OPLL)
私たちの手術法
ふつうの手術では、くびの後ろを15センチ切開しますが、私たちは3センチの切開で行っています(図1~図2)。
手術顕微鏡を使用し、のぞきこむようにすることで、この手術が可能となりました。手術後のMRIで、脊髄の圧迫がきれいに解除されているのがわかります。(図3)
私たちの手術法の利点
- これまでの方法と同じだけ脊髄の除圧ができる
- 小さな傷のため、美容上良い
- 手術後のくびや肩の痛みが少ない
- 髪の毛をそらなくても良い
- 入院期間が短い(2週間)