骨密度検査 (DEXA法) 予約について

骨密度検査について

当院では骨密度検査においてDEXA (dual-energy X-ray absorptiometry)法を 用いて、腰椎骨密度と大腿骨骨密度の測定を行います。
骨粗鬆症は、骨の強度が低下して、骨折の危険性が高くなる病気です。一般的に骨の強度は骨量あるいは骨密度が70%、骨質が30%影響すると言われています。
したがって、骨の強度に重要な要因である骨量を測定することで骨粗鬆症の診断や骨折の危険性の評価が可能になります。 

検査について

  1. 検査は骨密度測定装置の検査台に仰向けの姿勢で行います。
  2. 検査時間は約10~20分間です。検査中は身体を動かさないようにしていただきます。
    ※検査部位により測定時間は異なります。
  3. 検査のための食事・内服薬等の制限はありません。
  4. 放射線を使用する検査のため、妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方は検査できません。
  5. 骨密度検査前に造影剤やバリウムを使用した検査やアイソトープ検査を行った場合、検査できません。
    1週間程度、間をあける必要があります。

検査値に影響があり、測定結果は信頼性が乏しいケース

《腰椎骨密度検査の場合》

  1. 腰椎圧迫骨折や変形(側弯、骨棘の過形成まど)などがある方
  2. 手術で金属が入っている方
  3. 大動脈(腰椎レベル)の石灰化がある方
  4. 透析治療中の方で腸の石灰化がある方

《大腿骨骨密度検査の場合》 

  1. 股関節変形がある方

骨密度測定装置の特徴

当院採用の骨密度測定装置は、従来の骨密度に加え、背椎骨折分析機能を追加した機器であるため、より正確な骨折リスクの診断が期待されます。 
DEXA法は、骨量測定の標準方法として重視され、骨粗鬆症の精密検査や骨粗鬆症の治療効果の経過観察、骨折の危険性予測に有用です。また、ベッドタイプの骨密度測定装置でベッド・アーム共に可動式であるため、 被検者にかかる負担を軽減し、多彩な機能に加え、測定時間が短く、放射線被爆量も少ないという利点があります。

極めて少ない放射線を 利用するので、女性の方でも安心です。

着衣のままベッドに仰向けになり、痛みもなく、簡単に測定できます。

スピーディーに検査できます。(測定する部位により多少時間は異なります。)

検査データは保存されます。
定期的な検査で正確な診断ができます。

骨密度検査(DEXA法)ご予約の手順
- 医療機関・主治医の先生方へ -

  1. 検査予約は、総合サポートセンターで行います。骨密度検査を実施している時間帯であれば、ご自由に予約を取ることが可能です。(当日でも検査が可能)
  2. 骨密度検査依頼書(診療情報提供書)(様式リンク)に希望される検査日時等をご記載の上、総合サポートセンターにFAXしてください。

   ※当日の場合、総合サポートセンターに併せて電話もお願いいたします。

  • 骨密度検査のながれ

【紹介元医療機関】

 検査予約は 総合サポートセンターにFAX、電話(当日の場合)してください
 FAX:0120-935-631
 TEL:0765-22-1354

 検査可能日時
 月~金 9:30~16:00(但し、12:00~13:00は除く)

※検査は腰椎と大腿骨(左右どちらか)で行います。
※インプラントが挿入された部位は骨密度測定ができません。
※圧迫骨折の部位は正しい測定結果が得られません。

  • 骨密度検査当日のながれ
当日の持ち物 
  • 検査結果について

紹介元医療機関に「骨密度測定結果」(2種類)をFAX及び郵送いたします。
※その他、ご不明な点やご質問等がございましたら、ご連絡ください。 

お問い合わせ

〒937-0042 富山県魚津市六郎丸992番地
独立行政法人労働者健康安全機構 富山労災病院 総合サポートセンター
(電話番号) 0765-22-1354 (直通)
(FAX) 0120-935-631